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宮崎県は33年連続「杉の生産量」日本一

宮崎県は33年連続杉の生産量日本一となっています。(2024年現在)
なかでも飫肥杉(オビスギ)は、宮崎県南東部の日南市付近で育成されるスギであり、
約400年前から飫肥藩にて植林活動が始められました。

飫肥杉(オビスギ)とは

弾力性があり軽い

飫肥杉は樹脂を多く含んでいるため弾力性があり軽量で強度が高いことから、江戸時代には造船用(弁甲材)として盛んに利用されていました。 また湿気に強く、腐りにくく、曲げ強度に優れるという特徴があります。

​高い強度を持つ

スギは比較的柔らかい木材で一般的には強度が弱いと言われていますが、飫肥杉はスギの中でも高い強度を持っています。 また、新たな木質構造材「クロス・ラミネーテッド・ティンバー(CLT)」の利用促進により、 強度が求められる中・大規模構造物などの幅広い方面での活用が期待されています。

シロアリに強い

スギの油に含まれる揮発性テルペン類にはシロアリなどの昆虫忌避効果があり、 ゴキブリやダニにも効果があります。油分以外の水層には、抗ウイルス作用や消臭効果が認められています。

香りが良い

スギの精油はアロマオイルやエッセンシャルオイルとして使われています。 スギの爽やかな香りはフィトンチッド(森の香り)と言われ、からだをリラックスさせ心を落ち着かせる作用があります。

日光に照らされる飫肥杉
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